リベリア船籍のPSC成績、USCGが高く評価（要約）

USCG2017年次業績報告書によると、リベリア船籍は過去3年間のPSCディテンションが62％減少し、15年連続でUSCGターゲット船舶リストに掲載されていないことが証明された。
リベリア船籍は、リスクアセスメント部門、LRITと連動した支援プログラム等を使用し、本船がPSCの管轄域に入港する際の十分な準備の実施と、どのような問題に対しても適切に対処及び報告する事を確実に行っている。この付加価値のあるサービスは昨今のリベリア船籍の著しい成長を支えるものとなってる。
最新のPSC成績は以下の通り。

USCG
・過去3年間の米国でのPSCディテンションが62％減少
・15年連続でUSCG（米国海岸警備隊）のターゲット船舶リストに掲載なし
・Qualship21プログラムに登録されている船舶は主要旗国の中で4番目に多い

パリMOU
・ホワイトリストに掲載
・主要な旗国中最も低いディテンション率（1.67％）

東京MOU
・ホワイトリストに掲載
・過去3年間のディテンションが20％減少
・ディテンション率が2％に減少し、その改善幅は主要旗国の中で最大

中国
・現時点において昨年比ディテンション41％の減少
・過去3年間でのディテンション率を減少した唯一の主要旗国

オーストラリア
・過去3年間でディテンションが49％減少
・過去3年間でディテンション率は6.4％の改善となり、オーストラリアにおける主要旗国の中で
　最大の改善幅

原文（英語）:
PR0418 - USCG report confirms Liberian Registry’s stellar PSC record