リベリア船籍登録と中国船級社、イノベーションと技術協力の覚書を締結

2018.06.22 News & Event

リベリア船籍登録は、主要海事業界の関係者と効果的に協力していくという長期的な戦略の一環として、中国船級社(CCS)との間で、協力関係の枠組みに関する覚書(以下MoU)を合意しました。

本MoUの下、造船所および船主が革新的な技術戦略を推し進めることを推進するため、リベリア船籍登録はその技術力を発揮します。CCSとのMoUでは、国際的な規制の枠組みと海洋分野のプロジェクトにおけるイノベーション及び技術開発に特に焦点を当てています。これは、2016年2月に発効した中国とリベリアの間の政府海上輸送協定に続く動きでもあります。

本MoUは、リベリア船籍登録と中国造船業界の中で特に評価が高く、高品質を誇る関係者との間での最新の合意事項となります。さらにリベリア船籍登録は、市場戦略情報、技術革新および技術開発のためのプラットフォームを構築する目的で、中国の造船所、造船所グループ、船舶設計会社との間で10に及ぶ協定書(MoU)をすでに締結しております。

リベリア籍船の船主は、専用の共同船舶設計プロジェクトを通じて合理化された新造船開発の仕組みを利用することが可能となります。その目的は、すべての規則に準拠し、優れたPSC対応力を有する、高性能かつ高品質で革新的な船を生産することにあります。

LISCR米国のテクニカルディレクター、Thomas Klenumは、「本MoUを通じ、リベリア船籍登録が船の設計と建設の早い段階から関与することで、プロジェクトの最も費用対効果の高い段階において、IMOの要件に合致することを効果的に支援できる。」と語りました。

また、LISCR米国のCEO、Scott Bergeronは「本MoUの下、リベリア船籍登録の技術力が造船所や船主が革新的な技術戦略を推進することの一助となります。これにより、リベリア船籍登録は、最高品質の安全規格の船を継続的に獲得でき、今日の挑戦的な海運業界において競争力のある運営が可能となるだろう。」と述べました。

 

3月29日に北京で開催されたCCS とのMoU調印式の様子

3月29日に北京で開催されたCCS とのMoU調印式の様子。
CCS副社長Sun Feng氏(右)とLISCR米国 テクニカルディレクター Thomas Klenum (左)。

 

Issued by:
Chris Hewer
Merlin Corporate Communications
+44 1903 53 14 84
chris@merlinco.com

 

原文(英語)
PR0518 - Liberian Registry and china Classification Society sing innovation and technology MoU