米国カリブ海沿岸および北米排出指定海域における、 IMOの海洋汚染防止条約

2013.11.07 Technical Information

米国カリブ海沿岸および北米排出指定海域における、IMOの海洋汚染防止条約(MARPOL)Annex VI「船舶からの大気汚染防止のための規則」

※当Advisoryは、Marine Advisory: 10/2012の改訂版になります。

 

対象 : 船主 / 運航者

このAdvisoryは、すでに2012年8月1日より発効されている北米の排出規制水域(ECA)と、2014年1月1日より発効となる北米及びカリブ海の排出規制水域(ECA)を併合させたものである。

海域は、大西洋、カリブ海、プエルトリコ、合衆国バージン諸島、(諸島から、約50マイルまでの海域)を、合衆国およびカリブ海排出規制水域(ECA)と定め、2014年1月1日よりMARPOL AnnexVIの13,14条に規定される窒素酸化物(NOx)硫黄酸化物(SOx)微粒子(PM)の軽減が適用される。

             

北米のECAは、以下の3区域に分けられます。

  1. 北アメリカ大西洋、メキシコ湾岸
  2. 北アメリカ太平洋岸
  3. ハワイ周囲

セントローレンス水路、グレートレーク、国際航海に従事する船舶の航行する河川(ミシシッピーなど)も含む。

MARPOL Annex VI の新しい付属書VII (appendix VII)には、合衆国カリブ海および北アメリカ海域の境界線が記載されています。合衆国カリブ海および北アメリカ海域の排出規制水域を、この添付1(Annex 1)に表示いたします。

             

詳しくは、原文よりご確認ください。
原文:Marine Advisory: 05/2013

                                 

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